(マルチ用) おいうちチョッキバンギラス
シングルで使っていたおいうちチョッキバンギラスを調整を変えマルチでも使ったところそこそこ強かったので紹介させていただきます。
特性:すなおこし
実数値:188(100)-174(156)-130-x-120-124(252)
~特徴~
チョッキ+砂補正で特殊耐久が非常に高いためゲンガー、ラティオス、特殊電気などのポケモンにかなり強く出ることができます。また、これらのポケモンが交代する際においうちを決めることで役割遂行ができ、たとえ倒せなくても相手のサイクルを崩すことができます。
~努力値~
・火力
おいうち(交代際)
H155B101ラティオス 確定1発
H155B111ラティアス 乱数1発 砂ダメ込で高乱1発(94.1%)
H167メガゲンガー 乱数1発 砂ダメ込で確定1発
・ゲンガーと初手対面
→交代するときは素ゲンガーなので交代際おいうちで確定1発
・メガゲンガーに進化するターンに後出し
→砂ダメが1回入るおかげで交代際おいうちで確定1発
H227クレセリア 確定2発
H167盾ギルガルド 確定2発
H185B116メガリザY 確定1発(ダブルダメ)
H186B92化身ボルトロス 確定2発 (ダブルダメ、オボン込)
・耐久(砂込)
C238メガサーナイトのハイパーボイス 乱数2発(69.1%、ダブルダメ)
C178ニンフィアの眼鏡ハイパーボイス 確定2発(ダブルダメ)
C120ミロカロスの熱湯 高乱数3発(99.34%)
余った努力値をHPに振っただけですがチョッキ+砂補正で十分な耐久は確保できています。使っていて耐久面で物足りないと感じたことはありませんでした。
素早さ
最速の実数値124になっており、準速メガバンギラス抜きとなっています。準速ASキリキザン(S122)を抜けるので、バンギラスを舐めて突っ張ってくるキリキザンをけたぐりで返り討ちにすることができます。キリキザンはいじASが多いので最速はあまり考慮していません。
マルチバトルにおいて素早さはとても重要だと思います。耐久があってもSが遅ければ相手2匹のポケモンを受けて落ちてしまう可能性があります。Sが高ければ相手に落とされる前に行動ができ、役割を遂行できる可能性が高まります。これらのことを踏まえこのバンギラスはSに努力値を振ってみました。
Sに振ったところHAベースのガルーラや耐久ヒトム、ミロカロス、クレセリアなどのポケモンに上から打点を与えることできた場面が多くそれが勝ちにつながった戦いもありました。また、おいかぜとの相性も良く、上からいわなだれでひるませることも期待できます。
~技候補~
おいうち この型のコンセプト。役割遂行&サイクル破壊。
かみくだく ゲンガー、クレセリア、ギルガルドに対して高打点。
いわなだれ 相手の両方に攻撃できる。ひるみも期待できる。
ばかぢから けたぐりより威力の面では安定するが、AとBが下がるのが気にい
らないのでけたぐり派です。
れいとうパンチ ボーマンダ、ランドロスなどに打点。ランドロスを意識するならB
方面に努力値を振りたいところ。
かみなりパンチ ギャラドス、マリルリなどに打点。ピンポ気味。
ストーンエッジ HSボルトロスはワンパンできるが、なだれの方が優先度高い。
有用な技は多いのでPTに合わせて変えるのが良さそうですね。
~まとめ~
雫ラティ兄弟というチートがマルチバトルに存在するので、対策のためにチョッキバンギラスをマルチでも使い始めました。大体のラティ兄弟は引いてくるのでおいうちがぶっ刺さりました。
交代際のおいうちを決めるとかなりのアドを得ることができます。シングルでもマルチでもおいうちを決めた試合は大体勝利しています。また、おいうちを決めるととても気持ちよくて快感でたまりません。
今回の型ではおいうちを採用しましたが、おいうち自体が少し扱いにくい技なのでうまく使えないのなら別の技にした方が無難です。おいうちがなくてもチョッキバンギラスは十分に強いと思います。
私の個人的な好みで最速にしましたが、抜くラインを下げてAや耐久に努力値を回すのもアリだと思います。バンギラス自体が調整しがいのあるポケモンなので、いろいろな調整を考えてみようかなぁと思っています。